自分の好きなデザインのブックカバーを付けることで、本を持ち歩くことや読むことがとても楽しくなりますよね。
しかし、なかなか自分のお気に入りのブックカバーが見つからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はミシンを使って作る布のブックカバーについてご紹介します。
お気に入りの布で読書を楽しく
おしゃれなブックカバーを使うことで、読書の時間をさらに楽しくしてくれます。しかし、市販のブックカバーは値段が高かったり、自分の好みのデザインのものがあまり見つからなかったりすることがありますよね。
そこで、自作のブックカバーなら、自分の好みを最大限、反映することができます。自分の好みにぴったりのブックカバーを使えば、本を持ち歩くのも楽しくなり、おしゃれなブックカバーはインテリアとして部屋に飾っても素敵ですよね。
ブックカバーの作り方
ブックカバーを作るために必要な材料は、表用の布1枚と、裏用の布1枚、リボンやテープなどのベルトです。例えば文庫本が入るサイズだと、布の大きさは縦17.5cm、横40cmのものを用意します。
まず、表用と裏用の布の片側の角を、縦・横4cmのところで斜めにカットします。
そして、裏用の布をオモテにして、布端から12cmのところにベルトを置いてまち針でとめます。ベルトは表紙を挟めるようにするためなので、少し緩んでいるくらいがちょうどいいです。
そして、ベルトの上下を仮止めします。次にベルトを縫い付けた裏用の布に表用の布を中表で合わせてまち針でとめ、直線の方をぬいしろ5mmで縫います。織った直線側の布端から7mmのところに印を付けて、反対側の台形の中央部分にも返り口を4cmほどとって印を付けます。
直線側を中表の状態でM型に折りたたみ、まち針でとめます。そしてぬいしろ5mmで上下と台形の部分を縫ったら、返し口から全体を引っ張り出して、返し口をまつり縫いで縫いとじます。これでブックカバーが完成です。
ブックカバーに向いている生地
ブックカバーに使う布は、基本的には織物であればどんな生地でも作ることができます。作りやすいのは、ブロード・オックス・カツラギ・ダンガリー・シャンブレーなどの生地です。
また、頑丈なブックカバーを作りたい場合には、表地にキャンバスやデニムなどの厚手の生地を使うと良いです。
まとめ
さて、今回はミシンを使って作る布のブックカバーについてご紹介しました。
質のいい布を使い、丁寧に作ったブックカバーは耐久性もあるので長く使うことができます。
好みのデザインの布を使って本をおしゃれに飾ることで、読書の時間がもっと楽しくなるはずですので、ぜひ手作りのブックカバーに挑戦してみてはいかがでしょうか。