サイケデリックとは?ファッションや音楽、アートにおける意味について

サイケデリックという言葉を聞いたことはあるでしょうか。ファッションや音楽、アートに置いてサイケデリックという言葉が使われることがあります。では、サイケデリックとはどのような意味があるのでしょうか。

サイケデリックとは、LSDなどの幻覚剤によって生じる幻覚や酩酊状態を想起させるさまという意味があります。そこで今回は、ファッションや音楽、アートの分野におけるサイケデリックの意味についてお伝えします。

ファッションにおけるサイケデリック

幻覚状態を再現したような、流動的な抽象図案や、原色や蛍光カラーをプリントに用いたファッションのこと。

サイケデリックファッションは、60年代のヒッピー文化と共に大流行しました。

音楽におけるサイケデリック

サイケデリックミュージックとは、決まったルールのある一つのジャンルという訳ではありません。楽曲に見られる夢を見るような感覚を表現した音楽という意味がありますが、いくつかの特徴を持っていることが多いです。

例えば、エキゾチックな楽器が使われるとこが多く、特にシタールやタブラがよく使われています。また、曲の構成が複雑で、歌詞の内容はシュールで奇妙なものが多いです。

そして、長時間のソロがあったり、ハウリングを使ったりすることがあります。他にも、逆再生などの凝ったエフェクトを用いることも多いです。

アートにおけるサイケデリック

幻覚剤を使用したときに起こる心理的な恍惚状態や酩酊状態をアートとして表現したものです。幻覚症状を起こす麻薬の一種であるLSDの名前から、LSDアートとも言われています。

サイケデリックアートは、1960年代半ばに、ニューヨークで生まれ、若い世代を中心に世界的に流行しました。また、同じ時代のヒッピー文化と重なり、社会問題にもなりました。

音と万華鏡のような映像によって空間を特殊化して、その中に観客をひたらせることで五感で感知させようとするのが特徴です。

まとめ

さて、今回はファッションや音楽、アートの分野におけるサイケデリックの意味についてお伝えしました。サイケデリックなファッションや音楽、アートはどれも派手で個性的なことがわかりました。

興味がある方は、サイケデリックファッションに挑戦してみたり、サイケデリックの音楽やアートに触れてみてはいかがでしょうか。