花粉症対策に最適なグッズとは?目が辛い方におすすめのグッズ紹介

花粉症の時期がくると、鼻や目が辛くなってしまう方は多いですよね。また、普段からパソコンやスマホをたくさん使う人にとっては、目がかゆくなってしまうと仕事に集中できなくなったり、支障をきたしてしまう恐れもあります。

そこで、今回は花粉症による目のかゆみの正体、花粉症が起こる仕組み、花粉症で目が辛い方におすすめのグッズについてご紹介します。

花粉症による目のかゆみの正体

花粉症とは、花粉が原因となって引き起こされるアレルギー性の病気のことです。花粉症になると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。

これらの症状は風邪の症状と似ているので、風邪薬を飲んでしまったり、症状が軽いからと放っておいたりなど、間違った対処をしてしまうこともあるでしょう。

ここでは、風邪と花粉症の違い、花粉症による目のかゆみの種類についてご紹介します。

風邪と花粉症の違いは目のかゆみ

風邪と花粉症の違いを見分けるポイントは、目のかゆみです。花粉症の特徴は、続けざまに出るくしゃみ、サラサラした鼻水です。

しかし、これらの症状は風邪でも出る症状ですよね。そこに、目のかゆみも伴っている場合は、風邪ではなく花粉症である可能性が高いと言えます。

また、去年までは平気だったとしても、突然発症することもあるので、身体に異常を感じたら病院に行って診断してもらうと良いでしょう。

花粉症による目のかゆみは季節性アレルギー性結膜炎

目は繊細は部分なので、アレルギーによる目のかゆみ、目の充血、目やにが出る、目の痛みや異物感などの症状を起こしやすいです。

これがアレルギー性結膜炎で、花粉症の時期にだけ発症する「季節性アレルギー性結膜炎」と、ハウスダストやダニなどを原因とする「通年性アレルギー性結膜炎」があります。

私たちの生活圏では、花粉以外にもハウスダストやダニなどのアレルギーの元がたくさん存在しています。また、花粉も有名なスギ花粉は春の時期に飛散しますが、花粉症の原因となる花粉は一年中飛散しているのです。

【季節性アレルギー性結膜炎】

毎年同じ時期に症状が出て、スギなどの花粉をアレルゲンとするものです。

【通年性アレルギー性結膜炎】

1年を通して症状が見られ、ハウスダスト、ダニなどをアレルゲンとするものです。

花粉症はなぜ起こるのか

人の身体には、体内に入ってきた細菌ウイルスといった異物を排除しようとする生態防御機構が備わっています。

いわゆる免疫と呼ばれるものですが、異物が人の身体にあまり害を及ぼさないものには免疫が働かない仕組みになっています。例えば、花粉やハウスダストなどです。

しかし、アレルギー体質の人では免疫が過剰に働くため、結果として自身の身体に障害を与えるケースがあります。これがアレルギーです。

花粉によるアレルギーを発症する人は年々増加しており、その原因は花粉飛散量の増加、大気汚染、住環境の変化、食生活の欧米化などが考えられています。

花粉やハウスダストはアレルギーの原因物質

アレルギーの原因物質をアレルゲンと言います。花粉症とは、スギなどの植物の花粉がアレルゲンとなって、不快な症状を引き起こすものです。

アレルゲンとなる物質は、人によってさまざまで、春先のスギ花粉症だけでなく、アレルギーの原因となる花粉はヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど他にも多数あり、季節も春だけとは限りません。

また、花粉以外のアレルゲンとして、通年性アレルギー性結膜炎の原因の一つとされるのがハウスダストです。ハウスダストは、住まいの中にあるホコリです。頭皮、フケ、カビ、細菌、食べ物のカスなどのホコリのことを言います。

ちなみに、ダニの大きさは1mm以下で、ホコリ1gの中には少ないもので数十匹、多いものでは数千匹ものダニがいると言われています。アレルギーの原因となる花粉以外にも、ハウスダストにも日頃から気をつけると良いですね。

アレルギーは突然発症する

花粉症は、ある日突然発症します。それは、IgE抗体と呼ばれる、体内にある花粉という異物を排除しようとする物質が徐々に増えていき、IgE抗体の量がある一定量を超えると、花粉に対する免疫が働くようになって、花粉症の症状となって現れるためです。

花粉やハウスダストなどのアレルゲンが体内に入り込むと、その異物に対して作られたIgE抗体が、鼻や目といった粘膜や皮膚に多く存在する肥満細胞上に結合します。

そして、再び同じアレルゲンが体内に入って、肥満細胞上のIgE抗体と結合すると、その刺激で肥満細胞からヒスタミンなどの免疫反応を起こす引き金となる物質が放出されます。

それが、知覚神経や血管に作用して、目のかゆみや充血などのアレルギー症状を起こすようになるのです。

花粉症で目が辛い方におすすめのグッズ

花粉症の時期になると、マスクなどの着用する人も多いですよね。では、花粉症で目のかゆみが辛いときに便利なグッズには何があるのでしょうか。

花粉症用のメガネというものがあり、ここではおすすめの花粉症用のメガネについてご紹介します。

Zoff Zoff +PROTECT(ゾフ・プロテクト)

出典:zoff.co.jp

軽量素材を使用したフレーム本体に磁石を埋め込み、花粉対策メガネの特徴であるフードを着脱可能な新構造です。フレームのフード部分を取り外すことで、普通のメガネに変身する仕様になっています。これなら、2本持ち歩いて、外出のたびに付け替える必要がありません。

Zoff AIR VISOR(エアバイザー)

出典:zoff.co.jp

Zoffから発売された新しいモデルの花粉症対策メガネです。2013年に発売されて以降、着実に需要は伸びており、こちらの商品はキッズ用から大人用まで4サイズ、全部で20種のバリエーションがあります。

JINS JINS 花粉CUT MOIST(モイスト)

出典:jins.com

花粉の侵入を最大で98%カットでき、マスクとの併用も考慮されたくもり止めレンズを搭載しています。また、「MOIST」では新たに保湿機能も加わりました。フレームの内側に設けられた専用ポケット内に、吸水性と保水性に優れた特殊ポリウレタン性の高保潤スポンジを搭載しています。

まとめ

さて、今回は花粉症による目のかゆみの正体、花粉症が起こる仕組み、花粉症で目が辛い方におすすめのグッズについてご紹介しました。

花粉症になると目のかゆみの症状が出る方は多いです。また、花粉症と風邪の症状は似ているので、しっかりと見極めて対処しましょう。