レイヤリングという言葉を聞いたことはあるでしょうか。レイヤリングとは、重ね着のこと。レイヤリングは、主にアウトドアで使われる言葉ですが、普段のファッションにもレイヤリングを取り入れることができます。
そこで今回は、レイヤリングの意味やおすすめのTシャツ、コーデについてご紹介します。天気や気温の変化にも対応できるファッションなので、少ない服で寒い冬や暑い夏にも対応できるようになります。
レイヤリングの意味
レイヤリングは「積み重ねる」という意味です。つまり、重ね着ファッションのことで、60年代後半頃から流行しました。例えば、シャツの上にシャツを重ねたり、半袖の下に長袖のシャツを着たりして、重ね着をすることです。
レイヤリングは、アウターレイヤーと、ミドルレイヤー、ベースレイヤーの3つのグループのファッションを重ね着します。それぞれのアイテムの性能を効率よく発揮することで、3種類の服があればオールシーズン過ごすことができるのです。
例えば、秋から冬になると、薄手のコートや厚手のコートなどたくさん揃えなくてはいけませんが、レイヤリングを応用すればオールシーズン対応できるようになります。
レイヤリングにおすすめのTシャツ
ベースレイヤーと言われる肌着やTシャツなどは、汗を肌に直接触れさせないようにして、肌に張り付く不快感を無くしたり、体温の低下を防いでくれたりする役割があります。そのため、吸汗速乾素材のものが基本で、綿は濡れると乾かないのでやめておいた方が無難です。
また、ベースレイヤーのTシャツにはUVカット機能のついたものや、メッシュ素材を取り入れたものなどがあるので、自分の好みに合わせたものを選びましょう。
レイヤリングのコーデ
レイヤリングのコーデのポイントは、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーそれぞれの効果を発揮できるものを選ぶこと。
まず、ベースレイヤーは、吸湿・速乾に優れたものがいいです。寒い時期には、保温性のものがあるものをを選ぶと、インナーでしっかりと体を温めることができます。
ミドルレイヤーは、ベースレイヤーの上に着るアイテム。シャツやブラウス、ニットやフリースなど、通気性がいいものを選ぶことがポイントです。
アウターレイヤーは、ミドルレイヤーの上から着るもの。一番外側になるので、トレンチコートやライダースジャケットなど、雨や風を通さないような、防水・防寒の素材を選ぶといいでしょう。
まとめ
さて、今回はレイヤリングの意味やおすすめのTシャツ、コーデについてご紹介しました。レイヤリングは、天候や気温が変わりやすい登山などのアウトドアでは必須のファッションです。
しかし、普段のファッションにもレイヤリングを応用して取り入れることで、オールシーズンのファッションとして着ることができます。レイヤリングは、3種類のアイテムを重ね着することがポイントで、それぞれに機能や素材などにこだわることで、暑い時期にも寒い時期にも対応することができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。