結婚指輪や婚約指輪は左手の薬指にするものという共通認識がありますよね。
では右手の薬指にしている指輪にはどんな意味があるのでしょうか。そこで、今回は女性が薬指にはめた指輪に込められた意味についてご紹介します。
薬指にはめた指輪に込められた意味
薬指は、創造性とイマジネーションを刺激する指と言われています。
アーティストやクリエイティブな分野で活躍したい人はこの指に指輪をはめると良いです。守護神は治療の神アポロです。
古代ギリシャでは左手の薬指には心臓に繋がる太い血管があるとされ、体に害をなすものに触れると、心臓に信号を伝えると考えられました。医者は左手の薬指で薬を混ぜ、毒が混入していないかを調べたそうです。
また、長続きする愛が宿る「黄金の指」とされ、結婚指輪の習慣が生まれました。
右手の場合
右手の薬指にはめた指輪には、人間関係を改善すると言われています。疲れすぎてイライラしていたり、何か心が落ち着かなかったりする人は、この指に指輪をはめることがおすすめです。
きっといつもよりも心が穏やかになり、リラックスできるはずです。また、この指は宝石が持つストーンパワーがもっとも現れやすい位置なので誕生石のリングをつける指としてもおすすめです。
左手の場合
左手の薬指にはめた指輪には、直感、霊感を現すと言われています。
リングフィンガーとも呼ばれるこの指は、血管が心臓に繋がっていることから、心すなわちハートにもっとも近い指と考えられ、今も昔も愛の証としてのリングをつけるのに最適な指とされています。
また、恋人のいる人には永遠の愛を、片思いの人には想いが伝わるように助けてくれる重要な指です。
どうして指輪は薬指なのか
日本では左の薬指に光る指輪は、結婚している目印になります。中には「虫除け(男よけ)」として左の薬指に指輪をはめる未婚女性もいるそうです。
また、事実婚など愛の形も多様になってきた近年では、婚約や結婚をせずとも、お互いただ一人の相手である証にステディ・リングと呼ばれる指輪の左の薬指に付けます。
魔除けの意味もある
結婚指輪や婚約指輪を左の薬指にはめるようになったのは、古代エジプト人の習慣にまでさかのぼります。彼らは左の薬指には心臓までまっすぐに繋がる太い血管があると信じていました。
心臓は感情であり、これを守るため、魔除けの意味で薬指に指輪をはめたそうです。また、左薬指は1本では使えない弱い指なので、相手への服従を示すために付けたという説もあります。
このように、古代の結婚指輪には、魔除けや服従、契約と行った意味が込められていたとされています。
薬指にはめなくてもよい
左手の薬指に指輪をはめる現実的なメリットとしては、生活の邪魔にならず、指輪を落としにくい指ということがあります。
右利きの人にとって左薬指は指の中でも一番動きが少なく、普段の生活の中でもあまり力を入れることのない指です。
ただ、左利きの人にとっては、左薬指の指輪は逆にデメリットになってしまいますよね。聞き手に指輪をはめても生活には支障がないという人もいますが、やはり生活の中で邪魔だと感じたり、仕事によっては傷つきやすいという場合もあります。
結婚指輪は左手にこだわる必要はありません。購入したあとになってやっぱり右手や別の指に付け替えようと思っても、指の太さは大半の人が異なるため、サイズ直しをしなければ行けなくなっていまします。
また、国や宗教の違いによっても右か左からさまざまです。いつまでも自分が愛着を持って身につけられる指を選んで、サイズを測るのが良いでしょう。
まとめ
さて、今回は女性が薬指にはめた指輪に込められた意味についてご紹介しました。
それぞれの指に込められた、風水的なパワーや意味を知って指輪をつければ、自分の想いや願いを叶えたり、エネルギーをもらえることもあります。
普段ファッションとして付けている指輪の意味を知ることで、気持ちを前向きにしたり自分の夢に向かって努力するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。