トレンドカラーとは、その年に流行るカラーのことを指します。では、このトレンドカラーはどのように決めているのでしょうか。そこで、今回は流行色の決め方や、トレンドカラー、トレンドファッションやデザインについてご紹介します。
トレンドカラーを取り入れたアイテムをコーデに合わせることで一歩先のおしゃれを楽しむことができるので、ファッションが好きな方は必見です。
流行色の決め方
流行色は、日本だけで決めているものではなく、フランス、スイス、ドイツ、イタリアなど多くの国が加盟するインターカラー(国際流行色委員会)によって決められています。また、検討する色は2年先の色で、各国の代表がそれぞれ提案した色を委員会に持ち帰り、検討して流行色を選定しています。
なぜ2年も先の流行色を決めるのかというと、アパレルやインテリア雑貨、化粧品などの各メーカーが流行色を商品に反映するため、ある程度の猶予が必要になるからです。
そして、インターカラー(国際流行色委員会)の情報をもとに、日本の流行色を決めるJAFCA(日本流行色協会)が日本産業向けに日本独自の流行色を展開していきます。
2019年秋冬のトレンドカラー
寒色系の青みがかったアビスカラーがトレンドカラーにあげられます。その中でも、優しい印象のネイビーは大人気です。ブラックの代わりとしても取り入れやすいカラーです。
また、マスタードカラーも大人気で、今年は少しくすんだベイクドカラーが注目されています。ワントーン暗めのイエローのマスタードカラーを取り入れるだけで、一気に今年らしくなります。
他にも、淡いスモーキーなグレーを基調としたライトグレイッシュトーンが流行になりそうです。明るくグレーがかったカラーは、柔らかな雰囲気で女性らしさを強調します。
暗くなりがちな秋冬にマストなビビットで鮮やかなパワーレッドも注目のカラーです。レッドカラーは、目を引くレトロなスタイルなので、レザーライダースと合わせても良いです。
2019年のトレンドファッション柄やデザイン
ノスタルジックな花柄がトレンド入りです。昨年にも流行していた花柄ですが、寒い時期には色味が変わり、続けてトレンドになっています。くすみ系やこっくりとした暗めの色合いの生地に、レトロな印象の花柄を施されているものが多いです。
レトロコーデの必須アイテムのチェック柄も人気のアイテムです。チェック柄は種類が豊富なので、選ぶのが楽しみですが、シックなコーディネートの場合は、グレーのチェックがおすすめです。
ベイクドカラーや、ディープカラーが流行色となっていますが、これらの魅力を生かす柄の一つがレジメンタルストライプです。主にボタンダウンシャツやパンツ、スカートに取り入れられていますが、普通のストライプより太めの線なので、個性的に着こなしたい人におすすめです。
まとめ
さて、今回は流行色の決め方や、トレンドカラー、トレンドファッションやデザインについてご紹介しました。
流行のアイテムをコーデに取り入れることで、グッとおしゃれ度がアップするので、ぜひ参考にしてみてください。