モードの帝王シャネルデザイナーのカール・ラガーフェルドが逝去

モード界の帝王と呼ばれたカール・ラガーフェルドをご存知でしょうか。カール・ラガーフェルドは、ファッション界の代表的なデザイナーの一人で、そんなカール・ラガーフェルドが2月19日午前にパリで亡くなりました。

今回は、カール・ラガーフェルドの逝去、カール・ラガーフェルドについて、カール・ラガーフェルドの愛猫についてご紹介します。

カール・ラガーフェルドが逝去

「WWD」によると、シャネル(CHANEL)とフェンディ(FENDI)のウィメンズコレクションを手がけるデザイナーのカール・ラガーフェルドがパリで死去しました。85歳で、死因は明らかになっていないそうです。

現地時間で2月21日にミラノで発表を予定しているフェンディの2019-20年秋冬コレクションには最後まで準備に携わり、死を迎える最期までデザイナーとしての仕事に全霊を尽くしたそうです。また、3月にはシャネル(CHANEL)のショーも控えていました。

カール・ラガーフェルドについて

カール・ラガーフェルドは、ドイツのハンブルクで生まれ、ファッションを学ぶためにパリへ行きました。ピエール・バルマンの下で3年間働いた後、ジャン・バトゥに移り、オートクチュールをデザインしました。

その後もデザイナーとしては紆余曲折し、苦労した時代でした。1964年に、フリーランスのデザイナーとしてクロエと契約し、徐々に才能が認められていきました。その後、フェンディとも契約をして、それから50年以上に渡ってデザインに携わりました。

また、カール・ラガーフェルドは幼少期から絵を描くことが好きだったそうです。ファッションデザイナーを目指す前は、漫画家志望だったと言われています。ファッション界に入ってからは、自ら広告写真の撮影やスタイリングまでも手がける唯一無二のデザイナーと呼ばれるようになりました。

ファッション以外にもなんでもデザインをしていたカール・ラガーフェルドは、ドバイの沿岸から20km離れた人工島「イスラ・モーダ」や、世界のピアノメーカー御三家の一つ、スタンウェイ社のピアノなどもデザインしました。

カール・ラガーフェルドの愛猫もスターに

カール・ラガーフェルドの後年は、白髪のポニーテールと濃いサングラス、黒い服に革手袋という特徴的な姿で有名になりました。また、愛猫のシュペットもソーシャルメディアの大スターとなったのです。

実は、シュペットは知人の飼い猫で、一度預かった時に一目惚れしてしまい、そのまま返さずに飼っているそうです。

さまざまなブランドのモデル業もこなしているスーパーキャットは、専属の2人のメイドが付いており、カール・ラガーフェルドの公式TwitterやInstagramアカウントを更新することも仕事の一つと言われています。

また、カール・ラガーフェルドの死去を受けて、シュペットが今後どうなるのかも世界中の人々が関心を寄せています。

まとめ

さて、今回はカール・ラガーフェルドの逝去、カール・ラガーフェルドについて、カール・ラガーフェルドの愛猫についてご紹介しました。

若い頃には苦労した過去もあり、最期までデザイナーとして全霊を尽くした姿は、まさに帝王と言えますよね。唯一無二のレジェンドがこの世を去った今、ファッション界は深い悲しみに暮れています。