ジャニーズアイドルを知っているでしょうか。バーチャルアイドルとは、人の動きをコンピューターの中のCGと連動させて、まるで人間のようにキャラクターを動かしているものです。
2019年2月19日に、ジャニーズから初のバーチャルアイドルがデビューしたことが話題にもなりました。そこで、今回はジャニーズ初のバーチャルアイドル、バーチャルアイドルについてご紹介します。
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ジャニーズ初のバーチャルアイドルとは
ジャニーズ初のバーチャルアイドル、苺谷星空が2月19日にライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」で初めての生配信を行いました。
これは、滝沢秀明社長のジャニーズアイランド社からデビューしたものです。
飛鳥さんの絵をずっと晒し上げる苺谷星空さんと、ずっとブチギレ気味の海堂飛鳥さん(左下コメ) pic.twitter.com/c39EDrs5OO
— めんぶん (@mnbnsan) 2019年2月24日
同じ日に、バーチャルアイドルの海堂飛鳥も生配信を行っており、2人ともたくさんの視聴者を集めていました。
SHOWROOMとジャニーズ事務所の共同事業「Johnny’s ×SHOWROOM バーチャルジャニーズプロジェクト」で、関西ジャニーズjr.内ユニット「なにわ男子」の藤原を演じる海堂と、同じくなにわ男子の大橋を演じる苺谷という2人のバーチャルアイドルのデビューが決定していました。
デビューしたばかりのバーチャルアイドルとしては、驚異的な数の視聴者を集め、今後もSHOWROOMにて配信をする予定とのこと。
海堂飛鳥と苺谷星空は、将来的には楽曲制作、アニメ化、映画化など多彩なメディアミックス展開も見据えているそうです。
バーチャルアイドルとは
バーチャルアイドルとは、実際にはどのようなものなのでしょうか。ここでは、仕組みやバーチャルの定義についてご紹介します。
バーチャルアイドルの仕組み
バーチャルアイドルの映像を見ると、まるでコンピューターだけでキャラクターを動かしているように見えますが、実は人間が実際に動かしているのです。
コンピューターの中の CGを連動させる装置や機械を備えたスーツを着用して、実際の人間の動きを捉えて、それをコンピューターに取り込むという仕組みです。
抵抗があるという人もいるかもしれませんが、これが次のエンタメの常識であり、もっと時間が経てば一般人も使うようになるものとして出てくると言われています。
バーチャルの定義
バーチャルという言葉の意味は、「仮想」を表します。バーチャルリアリティー(仮想現実)と、今生きている「現実」と対比しているため、バーチャルという言葉が使われているのです。しかし、バーチャルも現実と言えるでしょう。
簡単には、ネットやコンピューターを通して、データのやりとりがされて作られている「現実のような」世界のことです。デジタル世界、電子世界の一つのあり方と言えるでしょう。
SNSもバーチャル
これまで、バーチャルとは、人言の身体や動きをデジタル化することだとお伝えしてきました。しかし、私たちに身近なSNSもバーチャルと言えるのです。
SNSはやりとりのバーチャル化
私たちに身近なTwitter、LINE、Instagram、Facebookは全てバーチャルと言えます。なぜなら、これらのSNSはたくさんのデータがやりとりされており、「デジタル世界」であるからです。
別の言い方をすると、SNSは「物理的現実世界」のやりとりを「一部バーチャル化」したものです。例えば、Twitterなら顔と顔を合わせてやっていた「会話」のやりとりをデジタル世界(バーチャル世界)に持ち込んだものと言えます。
SNSは第2の活動の場
たくさんSNSを使うという方も多いと思いますが、使っていると現実とはまた違った別世界で生きていると感じることがないでしょうか。おそらく、現実のものの一つとして、あるいは「現実」と関連しているものとして受け入れて、特に何も思わず普通に使っていると思います。
直接会うことが可能である人であっても、SNSを使って会話をしたりしていますよね。つまり、第2の活動場所として「物理的現実世界」とは別の「電子的現実世界」を使っているのです。
まとめ
さて、今回はジャニーズ初のバーチャルアイドル、バーチャルアイドルについてご紹介しました。バーチャルアイドルというと、アニメのキャラクターだと思っている方も多いですが、2次元とは少し違います。
バーチャルアイドルにも、中の人がいてその中身の大切になってくるのです。今後は、こういったバーチャルの世界と現実の世界が融合したものがたくさん出てくるかもしれないですよね。
ジャニーズに興味がある方や、バーチャルアイドルに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。